競輪予想ガイド

競輪とは

競輪は、バンク(すり鉢状の走路)を自転車で走り、着順を競う公営競技です。1レースは通常7〜9名の選手で行われます。

競輪の最大の特徴
選手同士が「ライン」と呼ばれるチームを組んで戦う点が、他の公営競技にはない最大の特徴です。個人戦でありながらチーム戦の要素を持つ、独特な競技構造をしています。

レースの基本ルール

周回数とバンク周長

バンクの周長によって、1レースの周回数が異なります。いずれのバンクでもレース距離はおよそ2,000mです。

バンク周長 周回数 主な競輪場
333m6周前橋、小倉
335m6周松戸
400m5周大宮、平塚、京王閣 他多数
500m4周宇都宮

レース進行

  1. 発走 - 号砲とともにスタート。誘導員の後ろにつく
  2. 誘導 - 誘導員が先頭を走り、ペースを作る
  3. 打鐘(ジャン) - 残り1周半で鐘が鳴る。誘導員が退避し、本格的な戦いが始まる
  4. 最終周回 - 赤板が表示される。ゴールまでの駆け引きが最も激しくなる
  5. ゴール - フィニッシュラインを通過した順で着順が決定

主な失格・注意行為

行為説明
斜行急な進路変更で他選手を妨害
押圧他選手を押して進路を奪う
内圏線踏み切りバンクの内側のラインを踏み切る
先頭員追い抜き誘導員退避前に追い抜く

車番と枠番

車番カラー

選手に割り当てられる1〜9の番号で、ユニフォームとヘルメットの色で識別します。

車番車番
1 6
2 7
3 8
4 9
5

枠番(9車立ての場合)

枠番車番
1枠1番
2枠2番
3枠3番
4枠4・5番
5枠6・7番
6枠8・9番

級班制度

競輪選手は成績に基づいて6つの級班に分類されます。半年ごと(1月・7月)に成績に基づいて見直しが行われます。

級班説明人数目安
SSS級S班。年間最上位の9名が選出される最高峰9名
S1S級1班。トップクラスの実力者約200名
S2S級2班。S級の中堅層約200名
A1A級1班。A級のトップ約500名
A2A級2班。A級の中堅約500名
A3A級3班。新人やA級下位約500名
SS(S級S班)について
S級S班は毎年12月のKEIRINグランプリ出場者+賞金上位者で決定される、競輪界のトップ9名です。

グレード制度

レースにはグレード(格付け)があり、上位ほど出場資格が厳しく、賞金も高くなります。

グレード名称特徴
GPKEIRINグランプリ年末に行われる最高峰の一戦。S級S班9名で争う
GIG1日本選手権、オールスター等。年6回程度
GIIG2サマーナイトフェスティバル、ウィナーズカップ等
GIIIG3各競輪場の記念競輪
FIF1通常のS級戦
FIIF2A級選手のレース

主要GIレース

  • 日本選手権競輪(ダービー) - 5月開催。最も格式が高い
  • 高松宮記念杯 - 6月開催。東西対抗戦
  • オールスター競輪 - 8月開催。ファン投票で出場選手決定
  • 寬仁親王牌 - 10月開催
  • 競輪祭 - 11月開催。グランプリ出場者の最終選考を兼ねる
  • KEIRINグランプリ - 12月30日開催。年間王者決定戦

出走表の読み方

基本情報

項目説明予想での使い方
車番1〜9の番号車券の購入対象
選手名フルネーム過去の成績や特徴を調べる
府県所属都道府県ライン構成の手がかり
期別競輪学校の卒業期同期の絆がラインに影響
級班SS〜A3選手のレベル指標
脚質逃・追・両レース展開予想の基本

成績データ

項目説明高いほど
競走得点直近の成績を数値化好成績
勝率1着の割合1着力がある
連対率2着以内の割合上位に安定
3連対率3着以内の割合車券に絡みやすい

直近成績の略号

略号正式名称意味
Bバック回数残り1周のバックストレッチ先頭通過回数。先行力の指標
Hホーム回数残り半周のホームストレッチ先頭通過回数
Sスタート回数初手で先行した回数